〒530-0017
大阪市北区角田町(かくたちょう)
明治33年4月2日施行の町村編入により、北野角田町として新たに成立し、のち大正13年6月1日施行の通町名改称によって角田町となった。北は芝田1丁目、東は小松原町と堂山町、南は曽根崎、西は梅田3丁目に囲まれている。
現在ここには阪急百貨店、ヘップナビオ、ヘップファイブなどの大型施設が立ち並び、特にヘップファイブの赤い観覧車は梅田の新しいシンボルとして定着しつつある。
角田町の名の由来は、氏地ページの最初にもあったように、寛正2年(1461)の中島崇禅寺領目録「そねざき平田分」の中に、「埋田之内角田三百歩」とあり、この中の角田が直接の由来となっている。意味については不明であるが、元来、この梅田地域に広がっていた田畑に由来する名と思われる。
いうまでもなく、梅田の中心地として、戦前戦後を通して大きく発展した町で、特に阪急グループによる開発がその最たるものといえる。
また、この角田町には当神社の末社の歯神社も鎮座しており、梅田ユニクロの隣に今もある。この歯神社の社殿は近年放火の難に遭い、社殿前部を焼失するという事件が起こったが、幸にも全焼を免れ、今も角田町に残る唯一の戦前からの建物として梅田を行き交う人々を見守っておられる。
(歯神社の由緒に関してはこちらです)
この角田町のシンボルといえば、戦前から親しまれてきた阪急百貨店であるが、近年老朽化が目立ち、いよいよ建替えが決定した。内部のヨーロッパの教会風の天井や、壁のタイル画など文化財ともいえる装飾を惜しむ声も高いが、昨今の地震への備えを考えると、やはり時代の流れであろうと感じる。
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【周辺氏地のご案内】
・小松原町
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【角田町の名所・旧跡】
・歯神社
・HEP FIVEの観覧車
【角田町の店舗・施設】
・阪急百貨店 梅田本店
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【周辺施設への外部リンク】
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【角田町の風景】
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