御本殿は、御祭神であらされる嵯峨天皇が、この梅田の兎我野の地に行幸の折、宿とされた仮殿の跡地に建てられた神野太神宮が前身であると伝えられ、のちに菅原道眞公の左遷の折に立ち寄られた由縁から、嵯峨天皇と菅原道眞公を併せてお祀りし、現在の綱敷天神社となりました。
この御本社のある町の名を神山町と称するのも、この御本殿裏手にあった小山がその元々の由来でしたが、先の大戦の折に被弾の為に山はなくなり、土だけになってしまいました。しかし、戦後復興の折に、その残った土を御本殿の盛り土とし、神山の名残を今に留めています。
社殿の造りはいわゆる権現造りと呼ばれる社殿形式に属しますが、拝殿、幣殿、本殿と徐々に高さがあがっていく形は一般の権現造りとは異なり、御祭神に嵯峨天皇をお祀りする由縁であろうといわれています。
現在の社殿は、昭和31年に竣工したもので、平成18年には復興50年になります。
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【お祀りされている御祭神】
・嵯峨天皇
・菅原道眞公
【御本社本殿へのご案内】
〒 530-0026
大阪市北区神山町12-5
綱敷天神社御本社内
06-6361-2887
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・阪急梅田駅
・地下鉄谷町線中崎町駅
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