筆塚とは、三筆のお1人、嵯峨天皇と、三蹟のお1人菅原道眞公を御祭神にお祀りする由縁から、書道の神さまとして信仰篤く、その御神徳を偲んで、菅公御神忌1075年祭の折に、当神社の崇敬家であられる中野隆雄氏より奉納された石碑です。
御祭神の筆にまつわるお話は多々あり、嵯峨天皇は空海より狸毛筆を献上されたという逸話や、現代においても書の見本とされる「光定戒牒」を御自ら書き残し、菅原道真公においては生前の漢詩における業績はもとより、国宝に指定されている菅公御使用の青白磁円硯が道明寺天満宮に伝わっている事や、後世の創作である「菅原伝授手習鑑」において筆法伝授の段がもうけられるなど、こと書法においては比類ない人物であられたことは間違いないところです。
この筆塚ですが、戦前の当社の境内写真をみますと、石碑に筆塚と刻んだものが見え、古くより当神社にはあったようです。現在は御本社境内の南側にあり、正月二日の筆始祭には御祭神の御神徳を偲んで奉拜の神事があります。
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【筆塚へのご案内】
〒 530-0026
大阪市北区神山町12-5
綱敷天神社御本社内
06-6361-2887
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