若者の街、大阪梅田の茶屋町。HEP FIVEの赤い観覧車の前の通りを繁華街沿いに北へ歩いていくとその周辺のビル群とは違った石の鳥居のある建物がみえてきます。そこが、綱敷天神社御旅社です。
御旅社では菅原道眞公(梅塚天神)をお祀りしております。(菅原道眞公についての事はこちらをご参照下さい)
なぜ梅塚天神というかというと、元々本社の南にあった「梅塚」の地に本来の御旅社が鎮座していたのでこの名があります。
御旅社は明治4年まで本社の南の太融寺町の一角にありましたが、明治5年に敷地の寄進があり、一度梅々枝町(西天満)6丁目に移されその後数年してから現在地に移され今に至っています。(今の建物は昭和59年12月に竣工したものです。)
御旅所とは本社などの御祭神の神様が、本社以外の地に御神幸(渡御)になり一時的にお鎮まりになられる所のことで、「行宮」ともいいます。この御旅所を現代的な感覚で俗に言えば「神様の別荘」といったところでしょうか。
ただ、当神社の御旅所の場合は梅塚天神という御祭神をお祀りしていた梅塚天満宮という神社であったという経緯から、仮設で建てられる場合の多い御旅所の名称では語弊がある為、正式には「御旅社」と号しますが、江戸時代以降、御旅所として呼びならわされてきたので、通称として御旅所の名で今も呼ばれております。
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【お祀りされている御社殿】
・御旅社本殿
【梅塚天神さまの御神徳】
・学業成就
・風月本主
【関連項目】
・梅塚
・茶屋町
・西天満6丁目
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