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歯神社の御祭神(お祀りされている神さま)

歯神大神
は が み さ ん

(宇賀御魂神
(ウカノミタマノカミ)


 歯神社の主祭神は、歯神大神さまと申し、歯、全般の神さまとして信仰されております。歯神社は元々、この地にあった巨石に神さまが宿っておられると信仰した地元の人々によってお祀りされた事に由来し、のちにその神さまはお稲荷さんとしてお祀りされるようになりました。ですので中世の頃の歯神社は皆さんの街にもあるお稲荷さんと同じでした。

 ところがご由緒にもありますように、後に梅田一帯をも水没するかに思えた淀川の氾濫を、このお社の御神体であった巨石が歯止めしたことから、「歯止めの神さま」として慕われ、いつの頃からか歯止めの語呂が通じて「歯痛止め」、「歯の神さま」として歯に悩む方、歯に関わる方の神さまとして知られるようになり、また池田街道などの街道筋近くにあった事から、遠近にも知られるようになりました。その頃の話として伝わるものの中には、「歯の苦しみが和らいだ」、「子供に良い歯並びの成人歯が生えました」、「良い歯医者さんに巡り会えた」など、歯の神さまとして篤く信仰されていた事が伺えます。

 明治時代に入って、それまで地元の人々の間でお祀りされていた歯神社を、正式な神社にしたいという思いを受けて、当・綱敷天神社の末社に加え、いつしか「歯神さん(ハガミサン)」と親しみを込めて呼ばれるようになりました。

 現在、歯神社では、先人の歯の悩みや、歯に対する思いを、「歯の大切さ」、「歯磨きは己の心磨き」として今の世に伝え、歯の大神さまの御心として広く信仰されています。昨今では日本だけにとどまらず、世界中の歯に悩む多くの人々からも心の一助として信仰され、歯の神さまは今も昔も変わらず皆様を見守られておられます。



               宇迦御魂神(ウカノミタマノカミ)について

 宇迦御魂神さまとは、お稲荷さんの正式な神名です。一般にはあまり知られてはおりませんが、全国のお稲荷さんの御祭神はこの宇迦御魂神さまになります。古くには古事記、日本書紀にもそのお名前が伺われ、京都伏見稲荷大社が総本社とされ、古代の氏族である秦氏との関係が深いことでも知られます。宇賀御魂神さまのウカとは古代の音韻では食物を表す音であり、食や産業、商業に関わる全てを見守る神様といわれております。


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