厄年とは、一生の内で特定の年に災難がふりかかることが多いとされた年齢の事です。
古来よりこの年にあたられる方は、その一年の健康無事を祈るために、身を慎み、神社などで厄除けのご祈祷を受ける習わしがあります。
また厄は役につながるとされ、社会における役割のまわってくる年齢ともいわれ、その役割を担えるほどの人物となるため、自戒の意味で神前においてお祓いを受ける方も少なくありません。
厄除けのご祈祷は、近世まではお正月に行う事が多く、これは今のように誕生日に一歳年をとるのとは違い、近世までは元旦の日に大歳神さまがやってきて歳を授けて下さる(お歳魂ともいう=お年玉の語源)という信仰があり、それ故、元旦に歳を加算しました。
近代以降、それまで元旦とされた季節が一ヶ月ずれ、今の節分頃が、旧暦の元旦にあたる事から、混乱が生じ、
@いまの1月1日に厄除祈祷を受ける。
A節分の2月3日に厄除祈祷を受ける。
B1月1日〜2月3日までに厄除祈祷を受ける。
C誕生日の日に厄除祈祷を受ける。
D年内に厄除祈祷を受ける。
など、各神社によっては違いが生じました。
当神社では、地域の慣習なども鑑み、また年が改まった清々しい季節がやはり相応しいと考え、1月から2月初旬頃までの時期をお奨めしております。しかし、近年は中々思うように仕事の都合がつけられない方も多い事から、随時厄除祈祷の受付けはしております。
当神社ではご予約頂ければ本殿にて厄除けのご祈祷を受付けております。お電話などで「厄除けのご祈祷をお願いしたい」との旨をお伝え頂けましたらご対応させて頂きます。
当神社の厄除祈祷についてはこちらをご覧下さい。
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