厄年とは災厄が多いとされる年齢の事で、一般に、
男、三、二十五、四十二才、六十一才
女、三、十九、三十三才、三十七才
が厄年(本厄)といわれ、この前後の年齢を前厄、後厄と言い、同じく厄年になります。(諸派によっては他の年齢にも厄年があり、平安時代などでは一人一人違った年齢であったといわれています。)
この厄年といわれる年齢は心身に変化のある年齢といわれており、この時期には物事を慎まねばならないと言われています。
ちなみに、この年齢は「数え年」の年齢でして、誕生日前なら今の年齢に二才足して、誕生日後なら一才足した年齢が数え年です。これはお母さんのお腹の中にいる十月十日を一才と数える為です。
また厄年は二月三日の節分を数える年齢の分かれ目とする説がありますが、これは旧暦の正月が今の節分ぐらいでしたので、その名残と言われています。
厄年に当たられたら「厄除け」に神社やお寺にお参りに行かれると思いますが、初穂料(料金の事)でお悩みの方が多いと聞きます。だいたい平均をみますと五千円前後が多いようです。もし初穂料の掲示がなければ五千円ほどをお包みされれば問題はないと思われます。
大事なのは何よりも健康である事。神様のお陰を頂いて元気な毎日を過ごしたいものです。
|