【う】

・倉稲魂神(うがのみたまのかみ)
・警約(うけひ)
・保食神(うけもちのかみ)
・氏神(うじがみ)
・氏子(うじこ)
・散米(うちまき)
・占(うらない)
・浦安の舞(うらやすのまい)
・雲脚合(うんきゃくだい)


倉稲魂神(うがのみたまのかみ)
宇迦御魂神とも書く。五穀の神。稲荷神社は主として祭神にこの神を祀る。
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警約(うけひ)
神にかけて誓うことの古代語であるが、むしろ祈りに近い意味をもつ語である。
一定の条件を決め、神に誓って事を行ない、判断の根拠を求めることである。
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保食神(うけもちのかみ)
食物を主宰する神。
日本書紀に
「既にして天照大神天上に在しまして日はく、葦原中国(あしはらのなかつくに)に保食神ありと聞く。宜しく爾月夜見尊就きて候ませ。月夜見尊勅を受けて降ります。既にして保食神の許に至りたまふ。保食神乃ち首を廻らして国に向かひしからば、則ち口より飯出ず。又海に向ひしかば、則ち鰭広、鰭狭亦口より出づ…」
とある。
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氏神(うじがみ)
本来は古代の氏族が祭る神をいう。然し中世に於ては、氏神、産土神、鎮守神の観念が混同し、近世では人々の生れた土地に鎮座する神 (産土神)が氏神と考えられるようになった。
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氏子(うじこ)
古代社会に於ては、氏族(氏人)とその守護神 (氏神)との関係で結ばれた氏人を氏子といったが、室町時代頃から産土神を郷村の氏神と考えられ、それを祀る一地域の人々を氏子と呼ぶようになつた。
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散米(うちまき)
「さんまい」ともいう。祓や神拝のとき散くお米。
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占(うらない)
占象(うらがた)などを用い、神意を問い、事の吉凶を決めたり未来を予知することを占という。占象には亀甲、鹿骨、筮竹などが使われる。例えば、亀トは亀の甲を焼き、その割目により神意を判断する。

※亀の甲を峰五角形にして磨き、裏側に凹部を数個所穿ち、其所に縦横の規定の線を画く。次に火にかけ、生じた亀裂を占書の示す符号と照合して吉凶を判断する。占書は名家にそれぞれ秘伝としてあった。
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浦安の舞(うらやすのまい)
紀元二千六百年奉祝会制定。舞は扇舞と鈴舞とからなる。

※歌詞
「天地(あめつち)の神にぞ祈る あさなぎの 海のことくに 波たたぬ世を」
                 昭和天皇御製
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雲脚合(うんきゃくだい)
雲形の脚のついた台で桧で造る。幣帛料などを載せるに用いる。
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