【え】

・櫻(えい)
・越天楽(えてんらく)
・海老錠(えびじょう)
・恵比須(えびす)信仰
・恵方(えほう)
・烏帽子(えぼし)
・絵馬(えま)
・衣紋(えもん)
・縁起(えんぎ)
・延喜式(えんぎしき)
・円座(えんざ)
・塩湯(えんとう)
・縁日(えんにち)
・延道(えんどう)

櫻(えい)
冠(かんむり)参照。
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越天楽(えてんらく)
越殿楽とも書く。中国から伝わった楽という説があるが、明らかでない。舞はない。平安朝時代に最も流行し、今日も広く奏される名曲である。その旋律に歌詞がつき黒田節となった。
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海老錠(えびじょう)
御錠参照。
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恵比須(えびす)信仰
夷、蛭子、戎、恵比寿とも書く。七福神の一。祭神は事代主神・蛭子神ともいう。農業・漁業・商業の守護神である。

※夷講(えびすこう)
 商家で一月十日と十月二十日に夷神を祭り、商売繁昌を祈り酒宴を開く行事である.この日に誓文払と称し大売出しが行われる。
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恵方(えほう)
恵方とは歳徳神のいる方位で、その年の干支によって決まる吉の方向をいう。江戸時代から恵方の社寺を選んで、正月の二日から十五日頃迄に参詣する風習が盛んとなつた。これを恵方詣という。
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烏帽子(えぼし)
古くは紗・絹で袋のように縫った柔かい帽子であったが、平安時代の頃から漆で塗り固めたものとなった。立烏帽子、侍烏帽子、風折烏帽子などがある。
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絵馬(えま)
社寺に祈願のため奉納する絵入りの額で、室町時代より近世にかけて隆盛となった。本来は生きた馬のかわりとして馬の絵を奉納したが、後に人物、風俗、花鳥、動物、山水等を画き奉納するようになった。
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衣紋(えもん)
装束の著こなしを「衣紋」という。又、他の人に装束を著けることを「衣紋を上げる」又は「衣紋をかく」という。
平安時代に男性の「束帯」、女性の「十二単」が出現し、布地に糊をきかせて固くした 「剛装束」 となり、著装には他人の手を煩わすことが必要となり、ここに衣紋道が発生した。衣紋道の家に高倉家と山科家がある。
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縁起(えんぎ)
因縁生起の略。本来仏教用語であるが、神社や仏寺の創建、由来、霊験等をいう。なお、吉凶の前兆をもいう…縁起がよい。
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延喜式(えんぎしき)
平安初期の国家の法制書。五十巻より成る。朝廷の年中儀式、百官の儀、臨時の作法、国々の恒式などを記したもので、延喜年間に勅により撰したので此の名がある。撰者は藤原時平・藤原忠平等で延長五年(927年)に完成した。第一巻より十巻までが神祇に関することが記載され、神祇式という。特に第九巻、第十巻はいわゆる神名帳で、天神地祇三一三二座 (二八六一社) が記されている。この社を式内社と呼ぶ。
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円座(えんざ)
「わろうだ」とも言う。藁、菅、藺草、麻などで作る円形の敷物。渦巻は七巻半で縁無しが正規である。巻終りを背にして座る。当神社の根本神宝である御綱は、船の艫綱を用いて即席に作った円座である。
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塩湯(えんとう)
祓の具。塩を溶かした湯(水)を器に入れ、榊の小枝で祓うべきものにそそぐ。
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縁日(えんにち)
神社の創立日、祭神の降臨日など、神社に縁(関係)のある日のこと。此の日に参詣すると特別に御神徳を蒙るといい、参詣人が多い。その為、露天商なども集まり活況をなし、それが故、縁日=祭という認識が広まった。 例=天神さまの縁日は25日。
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延道(えんどう)
祭礼の御神輿巡行や、社殿造替など御神霊還御の折に、通路に敷く長いムシロをいう。普通薦を用い御通過に随って巻き進む。
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